平常運転

アニソンが好き

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吹奏楽コンクール直前の思い出

響け!ユーフォニアムを見ている。。いいアニメ。
高校時代僕も吹奏楽部だった上にTuba吹いてた上にEuph吹いて遊ぶの好きだった(最初はEuph希望だった)のでなんというか役満という感じがある。

さっき放送された12話はコンクール直前回で、自分の高校時代のコンクール直前どんな気分だったのかなぁと思い返してみたけどあんまり思い出せなかった。思ったより忘れている。


でもひとつだけ忘れられなくて鮮明に覚えていることがあって、多分これは僕が高校時代の吹奏楽部のことを全部忘れるまで覚えてるんじゃないかなと思ってる。
ちなみにこの先もうアニメの話は出てきません。

僕が通っていたのは大阪の高校で、大阪の高校の吹奏楽コンクールは府大会の前に地区大会がある。僕の通っていた高校はだいたい地区大会突破して府大会止まりの常連って感じだった。
僕が2年で初めてコンクールに出た年は、うちの部は結構ヤバいぞという感じだったんだけど、自由曲のTrp.のパワーで府大会まで行った、みたいな感じだった。パート的にも3年生がコンクールに出なかったので、Tubaはとにかくパワー不足(テクニックも不足)って感じで大変だった。
3年になって2度目かつ最後のコンクールに出た年は、Tuba的に前年よりは心配感なかったのと前年なんだかんだと府大会に出れてたことから、僕の内心は「地区大会は順当に抜けて、府大会でいい成績残せるかが勝負やな」というような感じだった。

前置きが長い。ここからが思い出。
地区大会当日か前日くらいに僕とTubaの同期とFl.の後輩とで話をしていて、Fl.の後輩が地区大会直前なのにまだ不安なところがある、みたいな話になって、その時に僕が何気なく「まぁ府大会でキッチリ仕上げれば大丈夫大丈夫」みたいなことを言った。高校時代の日常の記憶で具体的な情景をセットで思い出せるシーンはあんまりないけれど、高校の多目的ホールのTubaのいつもの合奏配置の近くで喋っていたのをよく覚えている。

思い出以上。なんでこれを覚えているかっていうと、このエントリの流れで想像できると思うけど、その年うちの部は地区大会で落ちて府大会に進むことができなかった。最後の1枠に入れなかったというような印象で、結果が出たときに悲しむんじゃなくて怒ってる部員が結構いたのも覚えている。
そしてこの地区大会で、僕とTubaの同期は2人で吹くところで息が合わずに盛大にズレる、というのをやらかした。マーチのTrioのところのフレーズ終わりの8分音符3発のところ。実際のところ府大会に進めなかった決定打が僕らのミスだったのかどうかは定かじゃないけど、僕の中ではあのコンクールでの戦犯はあそこのTubaだと思っている。
万全を尽くして挑んでミスしたのならまた別の感想だったんだろうけど、思い出として上に書いたコンクール直前の僕のまぁ慢心とセットになって、ああ俺がナメてかかったからこうなったのかなぁというのが心に残っている。

今年の夏であれから8年が経って、またコンクールの夏が来るのだなぁと思うと感慨深い。近年母校の吹奏楽部には顔を出せてないけど、とにかく悔いなく頑張って欲しい、と思ったりした。