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平常運転

アニソンが好き

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高校体育の思い出、あるいは背泳ぎの話

これはポエムです。ポエムを書くと言うことは精神的にぐったりした状態であるということなので、このエントリを見かけた同僚の方は是非あした僕に元気の出る面白い話をしてください。
このエントリで読む意義があるのはここまでです。


生まれてからこの方運動は苦手だ。体力は無いし運動センスもない。だけれど、振り返ってみると高校時代には1つ2つくらい体育関連で良い思い出もある。

ひとつが水泳の話。小さい頃水泳を習っていたので、授業であまり真面目に泳ぎ方を習わない背泳ぎやバタフライも一応フォーム的には泳げるという感じだった。なので、だいたいみんなが泳げるクロールや平泳ぎでは身体能力の差が圧倒的すぎて運動部に全く歯が立たなかったのだけれど、背泳ぎではそこそこマシなポジションにいた。(バタフライは今度は体力が無いので即バテてしまってタイムが出ないのである……)水泳習っていた頃は背泳ぎは顔に水かかるわすぐ蛇行するわで好きじゃなかったんだけど、高校の時はそういうことなので背泳ぎが好きだった。現金な話だ。
なので、毎年のクラス対抗校内水泳大会では(どれかの種目には出ないといけないということもあって)背泳ぎで出ていて、団体競技のメドレーリレーにもなんだかんだと出ていた。1年の時はバタフライで出て途中でバテバテになる醜態を晒した。2年は多分背泳ぎ。
といっても他の種目よりは戦えるというだけなので、水泳部とか背泳ぎをちゃんと泳げる運動部とかには勝ち目がなくて成績は芳しくなくて、所詮俺ならそんなものかと思っていた。
ただ、高校3年の時、個人の背泳ぎは例年通り出て例年通りだったんだけど、この年のメドレーリレーはちょっと違った。この年のメドレーリレーにも背泳ぎで出場していた。毎年のこととはいえ、運動部3人(3年の時は水泳部はうち1人)というメンバーに混じって、ガリガリ体力無し吹奏楽部くんのぼくが参加していておもしろい構成だったと思う。
ぼくがメンバーに入っているような感じだし、チーム的にもそんなに結果は期待してなかった(と僕は思ってた)のだけど、この年はなんとこのメドレーリレーで上位1/3くらいに入って決勝レースに進むことができた。体の大きい3年生が有利なのではとかそういう話は置いておく。ちょっと背泳ぎなら人よりマシ、くらいの僕が入っていて決勝に進めたのである。この時はすごく嬉しかった。ちなみに決勝は全然ダメだった。
このメドレーリレーが体力もセンスもない僕が運動で結果を残した唯一といっていい思い出だったので、10年近く経つ今でもそのことを覚えている。所詮校内大会の予選抜け程度なので賞状もトロフィーも当然ない小さな話なのだけれど、僕の中ではめちゃめちゃ輝かしくて美しい思い出だ。
高校卒業してからは泳ぐ機会もなくなったので今はもう全然泳げないのだろうけど、時々ふと、あの夏の時期、50mプールを背泳ぎで死にものぐるいで泳いでいたことを思い出したりもする。降り注ぐ日差し、プールの水しぶき。ひとかき毎になくなっていく体力。50m分は持つはずだと気力で回す腕。思い出補正が掛かった記憶の中の背泳ぎは美しい。

今日はここまで。本当はもうひとつくらい思い出書こうと思ったけどだんだん飽きてきたのと、プールに行きたくなってきたことで少し活力を取り戻してきた。今泳ぐと思い出の中の美化された高校時代とのギャップで死にたくなりそうだ。