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平常運転

アニソンが好き

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BanG Dream! 3rd☆LIVE Sparklin’ PARTY 2017! に行ってきた

バンドリ ライブ

アニメも始まったバンドリのライブの話。2/5にあったバンドリの3rdライブ、 Sparklin’ PARTY に行ってきた。分かりやすい驚きどころは Roselia のサプライズ登場とお披露目だったけど、個人的には前回よりも Poppin'Party の生バンドっぽさをさらに強く感じた気がする。単純なショーとしての完成度というより、この一瞬だけの生きた体験だという充足感のあるライブだった。

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メディアによるライブレポートもある。
anime.eiga.com

ライブは生き物

会場は前回と同じく東京ドームシティホール。前回はアリーナの割と前の方で下手側の端だったけれど、今回もまたアリーナの前の方かつ下手側だった。少し前になり、左右方向も中心に寄って正面にステージの端の方が来るくらいの位置どり。そしてステージ横のスピーカーが近いのでけっこう大きい音が耳に来る席でもあった。会場に入るまでは前回と似たような体験になるのかと思っていたけど、少しの違いでステージの感じ方がだいぶ変わったのが印象的だった。視覚的にも(端とはいえ)正面にステージがあるのは気分が違うし、時折正面まで出演者が来てくれるという体験もある。カバーコーナーの Little Busters! での大橋さん、元々下手側でベースを弾いてた Roselia の遠藤さん、キラキラだとか〜 のギターソロで上手から下手側に来た大塚さんの目を潤ませながらソロを弾く光景。そして、これはどこまで席の差でどこから今回特有だったのか切り分けられてはいないけど、下手側の楽器を中心に、小綺麗にまとまった音色ではなく生々しいサウンドで感じられたような気がした。ギターもそうだしドラムも力強く聞こえてくる。特に西本さんの弾くベースで顕著で、アコースティックコーナーに入る前の5曲において、ちょっとやりすぎくらいにゴリゴリのベースの音が感じられて、ここまでゴリッとした音をバンドリのライブで直接感じられたのは久々か初めてではないか、というように思った。どれくらい意図して上手下手の楽器のパンを振ってたのか分からないけれど、逆に上手側、つまり大塚さんのギターの音はちょっと聞こえづらかったところもあって、まぁそれはやや惜しい感じもするんだけど、好意的に捉えるとそれすらも非常にバンドのライブに来たという感じがあった。

西本さんの話

話の流れでもう少し西本さんの話をする。前々から度々西本さんのベースプレイの話を書いてる気がするけど、今回もすごくステージ上の西本さんのことが記憶に強く残っている。まぁ一つには下手側でよく見える場所にいたということがあるんだろうけど。
1曲目の Yes! BanG_Dream! から前述のゴリゴリのベースサウンドのインパクトを見せつけられたわけだけど、この曲では基本ピック弾きで最後でピックを手放してスラップからそのまま指弾き、と一曲の中でいろんな変化を見せる。のときはピックを投げてたっぽかったけど、今回はピックを咥えてのスラップと指弾きだったような気がする。カバー曲でもブリブリのサウンドのままいろんなフレーズを動き回る。 DISCOTHEQUE のウォーキングフレーズすらブリブリに押し切るのは迫力があって面白かった。とにかくステージ上でベースを弾く西本さんが活き活きとしていて良かった。難フレーズで思わずあちゃー、という表情が見えたりもしたのだけど、あちゃーという表情をしながらも落とさずに手は次のフレーズを弾き続けているあたりにはステージ慣れが見える。この辺は印象的だった反面、大塚さんや西本さんに対して今更本格的プレイヤーだと評すること自体が失礼かもしれない。
見所という意味では ティアドロップス の2番後のブリッジが今回も圧巻という感じだった。オーバーな魅せるアクションでのハーモニクスからブレイクでのジャンプ。映像で最近のライブを見て格好良さに改めてビックリしていたのだけど、それを踏まえて今回注視していたところやっぱりとても良かった。牛込りみ役というよりは西本さん本人のプレイングとして、こういうカッコいいシーンが見られるのはすごく良くて、今回(も)それを堪能できる下手側だったのは幸せだった。*1

ライブ前半の話

西本さんの話に脱線したけどライブの中身の話に戻る。前回もメンバーによる朗読から始まったけれど、今回も同じように朗読から。今回は公園で路上ライブやるよ、という話。そこから1曲目の Yes! BanG_Dream! 、そのまま続いて 走り始めたばかりのキミに へと入っていく。前回はひねって ぽっぴん'しゃっふる からのスタートだったので、 Yes! BanG_Dream! から始まるのも原点回帰っぽくてやっぱり良いなぁという気分になる。前述のサウンド的な感覚もあって、バンドのライブだ!バンドリのライブだ!という気分に一気になって楽しい。今回も間奏でメンバー紹介があって、ここは最近のライブを踏襲してキャストではなくてキャラの名前をコールする展開。古参を気取った感想としてはたまにはまたキャストの名前をコールする方もやりたいけど、まぁそれは別の話である。
走り始めた〜 は全員のソロボーカルパートがあるのだけど、今回大橋さんの歌がだいぶ聞こえづらかった。ドラムのインカムなので何か音響的な都合だったのでは、とも思う。下手側だとギターも下手寄りの愛美さんの音の方がよく聞こえたので、イントロのギターのオクターブユニゾンの聞こえ方もちょっと違って聞こえておもしろかった。

そういえば Sprin' PARTY と Starring'PARTY では、(アンコールより前の本編では)ステージの上ではキャスト名義ではなく演じるキャラクターという体でステージに立っていたけれど、今回は2曲目のあとの最初のMCで、キャラクター役のキャストとして早々と挨拶していた。進行を含めて完全にキャラのステージに寄せていた Sprin'PARTY 、体だけキャラだけど中身そのものはキャストのライブと言えた Starrin'PARTY を踏まえての今回なので、少しずつキャストのライブに揺り戻しが来ている感じがある。個人的にはライブの生感はキャスト当人たちのライブという形の方が感じられると思ってるけど、なんというか面白い変化である。

カバー曲コーナーの話

カバー曲コーナーは今までのライブより控えめに、大橋さんと伊藤さんのボーカルで Little Busters! 、愛美さん大塚さん西本さんのボーカルで Alchemy 、そして全員のボーカルで DISCOTHEQUE の計3曲だけだった。だけと言いつつも前2曲は初披露でどちらも個人的に思い出深い曲だし、(大橋さんはボーカルのみ、伊藤さんの演奏は DISCOTHEQUEUE のショルダーシンセだけだけど)弦楽器隊は愛美さん含めて演奏で出ずっぱりということもあって満足感が高かった。愛美さん本人もMCで話しておられたけど、愛美さんがバンドリでボーカルではなくギターに徹するのは珍しい。エレキギターだと初めてなのかな。
バンドリのカバー曲はちょっと前のアニソンが多くて、個人的にはコピーしたことがある思い出深い曲が多いのだけど、今回もいきなり Little Busters! に不意打ちされてイントロのギターリフだけで懐かしさで倒れそうになるし、 Alchemy のコード感の取りづらさも自分達が演奏した時のことを思い出して懐かしくなった。毎回とにかくたまらない選曲で僕としてはありがとうございますありがとうございますという感じで、これも毎回思うけど一方で若いファンの人にはこの選曲あまり刺さらなさそうで要らぬ心配もしてしまう。Alchemy の曲フリで、元のアニメ劇中での曲振りだった「こんな序盤で?」というセリフから Alchemy に持っていくところで会場が湧いたのを思えば案外大丈夫なのかもしれないけど。

ボーカリストとしての大橋さんの見せ場といえば毎回このコーナーなのだけど、今回はソロではなかったので少し控えめという感じ。それでも Little Busters! では魅力的な歌声が響くし、ドラムに縛られないということでステージ端のこちらの目の前まで来たりと、少しだけとはいえボーカリストとしての大橋さんも(間近で)見れた聞けたというのは嬉しい限りだった。
DISCOTHEQUE は今回は5人全員で歌っていて、入れ替わり立ち替わりメインボーカルを取ったりコーラスを取ったりするのは視覚的にも聴覚的にもおもしろかった。西本さんはベース弾くのに割と手一杯感もあったけど、それはなんというかご愛嬌ということで。

アコースティックコーナーの話

今回もここでアコースティックコーナーの登場。曲は前にも披露された STAR BEAT! と ぽっぴん'しゃっふる の2曲。 ぽっぴん〜 はアレンジ少し変えたとのことで、なんとなく変わった気もするけど具体的にどこ、とは流石によくわからなかった。とはいえ、なんとなくでいうと前よりアレンジの収まりが良くなったような気はする。オススメはイントロのギターが同じ動きしてるところです。また、ベース的にいうとフレットレスに持ち替えて音がぐっと雰囲気が変わるのにおおー、ってなるところでもある。

Roselia の話

アコースティックコーナーの後一旦幕が降りて再び朗読が始まったのだけで、幕といっても後ろが透けて見える。いつの間にかドラムセットが少し端に動いているのが見えてあれれー? と思っていたところ、朗読にはいつの間にか Roselia の面々が(多分録音で)登場していた。 Roselia とはなんぞやと言うと、この春リリース予定のバンドリのスマホゲームの登場バンドのひとつ。そして気付くと裏で誰かがステージのセッティングをしている様子がチラチラと見えて、朗読では Roselia がいっちょ演奏してやりますか、というような流れになって、だんだん「もしや」という気持ちになっているとステージの幕が上がり、 Roselia の声優さんによるバンド演奏がマジで始まったのだ。 ゲーム登場バンドのサプライズ出演はあり得なくもないと思っていたけど、まさか Roselia の声優さんもバンドをやるとは一度も聞いてなかったので完全なサプライズ。まさかもうひとつバンドを仕込むとは全く思ってなかったので、最初は当て振りじゃないか疑ったくらいである。

スマホゲーム用のカバーでハードなアレンジの 魂のルフラン 、初出しの同じくカバーで Hacking to the Gate 、そしてオリジナル曲 BLACK SHOUT の合計3曲。荒削りなところもあったけど迫力あるバンド演奏でめちゃめちゃ驚かされてしまった。下手側ということでベースの遠藤さんがよく見えたのだけど、スラップも含めたちょっと小難しいくらいのフレーズも普通に弾きこなしていたし余裕もありげに見えてすごいな、という感じだった。4月のブシロードライブにも出演するということで是非また見たい。

クライマックスの話

そんな Roselia に圧倒された訳だけど、ここで入れ替わりにぽぴぱが再び登場。当然 Roselia すごかったねー、という話になるのだけど、大橋さんが Roselia のドラムセットのツーバスに興奮しているのがおもしろかった。
ここで衣装がアニメOP曲中の格好とお揃いになってて、つまり?ということで ときめきエクスペリエンス に。CDが出たばかりな割に結構合いの手覚えるところが多いので頑張って覚えていったところ無事一体感を感じられてハッピーな感じ。この曲の一番エモいのは最後の大サビで4つ打ちになるところだと思っている。

そのままロックテイストなインストに続く。ティアドロップスっぽい感じだから最初はすぐティアドロップスに続くのかと思ったらそうではなくて、イントロで結構引っ張る感じだった。大塚さんがワウで魅せる。ときめき〜の爽やかな後味からインストでテンションが上がってきたところで、改めてティアドロップスに。ティアドロップスはぽぴぱ随一の格好良い曲なのでまずそれだけで楽しいし、最初の方にも書いたように西本さんのノッてるベースプレイも見所。愛美さんの台詞の決め所もあるし盛り沢山の曲。

そして本編はアニメの ED の キラキラだとか夢だとか ~Sing Girls~ で一旦終わりに。最初のドラムのリズムでもしかして ぽっぴん'しゃっふる か 夏空 SUN! SUN! SEVEN! かも?と一瞬思ったけれどそんなことはなくて、 OP と同じく初披露の ED で〆だった。なんだかんだとアニメで特殊 ED が多いのであんまり聞き込めて無くて少し後悔した。サビで伊藤さんの腕振りにみんなで合わせて左右にワイパーしたり、最初にも書いたようにギターソロで下手側まで大塚さんが来て、潤んだ瞳でギターソロ弾いてるのめっちゃエモいな、と思ったり、そういう楽しい体験の詰まった曲だった。

アンコール

そうして本編が終わった後はアンコールで、見覚えのある STAR BEAT! の衣装で登場。そしてここで4thライブの告知。まさかまさかの平日武道館にはびっくり。4thライブ告知の時に過去のライブの写真がバババババっと映し出されて懐かしい気持ちになったけど、よくよく思い出すと前回も同じように懐かしい気持ちになってた気がする。

アンコールの1曲目は 1000回潤んだ空 。CD音源でも頭からギターが入ってはいるんだけど控えめなミックスだったので前半はピアノ主体になっていたのが、ライブで聴くとギターバラードっぽい感じに印象が変わってまた新鮮だった。ピアノフレーズが時々こけてたのは伊藤さん頑張って!という感じ。他にも少し演奏面でちょっとこの曲はミスが見えた気がして、体験を損ねる程のものではなかったけど少し残念。まぁナマモノらしいと言ってしまうこともできるけど。。
バンドリも発表前の仕込みから数えると3年くらい?という話を聞いた後にこの曲の 青春を全部捧げてもいい という歌詞を聴くと、なんとなくキャストの方の青春とは、みたいな余計なことを考えてしまう。

最後の一曲はもちろん STAR BEAT! 〜ホシノコドウ〜 。ぼくが初めて行ったバンドリのライブが初披露だったこの曲を聴くといろんなライブのことを思い出してしまう。2ndライブで初めて聞いて感動したこと、神戸のライブのときに間近で見たこと、アニサマ、そして Starrin'PARTY の東京ドームシティホールの客席の星空のように光るライト。2ndライブが初めてだったぼくにとっては、もしかすると Yes! BanG_Dream! よりも思い入れ深い曲かもしれない。

でした

そういう感じで大満足のライブだった。声優さんによるアニメのキャラクターライブという側面がありつつも、きちんとバンドライブしている良さを改めて今回感じられた。視覚的にも聴覚的にも生のライブという感覚を改めて体感できてすごく楽しかった。もちろん Roselia の衝撃も大きかった。
アニメ放送が始まってからのライブなのでもっとアニメの流れを踏まえたライブになるかと思ったけどあまりそういう流れでなかったのは少し意外*2。カバー曲の Alchemy の披露や Roselia など、どちらかといえばガルパとの繋がりの方が押し出されてた感じがある。

次が武道館、しかも平日だというのには驚かされた。最後の愛美さんの挨拶でバンドで武道館に立つことになるとは思わなかったと話していたように、夢みたいな出来事という感じでもある。メンバー当人たちももっとレベルアップしなければ、と語っていてそれにも期待しているけど、平日の武道館の客入りという意味ではコンテンツ、つまりアニメとこの先やってくるガルパでどれだけの人の心を掴めるかにかかっているとも思っていて、コンテンツへの純粋な期待や応援意識の他に、こと現実世界でのライブという観点からもコンテンツの行く末がどんどん気になってきつつある。
考えてるとどうしても意識が武道館に向くけど、次のライブ自体は4月末のブシロードライブの方が先にやってくる。バンドリ単独のライブほど曲数はないだろうけれどそれでも楽しみにしている。

関連

Starrin'PARTY の時の感想はこれでした:
astj.hatenablog.com

*1:というかバンドリのライブで何故かほぼ毎回下手側なので、一緒にライブに行く友達が上手の大塚さんのファンなので彼には申し訳ない感じもあるけれど。

*2:絶対きらきら星でライブ始まると思ってた。。