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大橋彩香1stワンマンライブTOUR2017「OVERSTEP!!」 大阪公演に行ってきた

色々滞っております。具体的に言うと今週末の発表のための資料作りが特に。

最近なにかとバタバタしていてイベントに行ったブログやら旅行してきたブログやら、書きたいことを書けていない。イベントにはいろいろ行っている。
そういう感じなのだけど、この前の日曜日にはっしーこと大橋彩香さんのライブを見に行ってきた。アイマスやバンドリといったコンテンツのイベントに出演しているところはよく見るし、これまでにソロのステージを見たことも何度かあった。
今回初めて単独のライブで体験した大橋さんのパフォーマンスは、そういったコンテンツのライブやフェス系イベントでのソロステージから期待された良さは勿論のこと、すぐ間近で存在を感じられるライブハウスの熱量で予想以上にとても楽しいライブだった。時間は2時間弱ほどだったのだけど、そんなに短かったのかと時計を見て驚かされたくらい。

いちおうまだツアーの最中ということなので前半にセットリストの話を含まない感想を書くことにします。後半はセットリストの話もさせてくれ!

会場と雰囲気

今回の大阪公演の会場は梅田の AKASO というライブハウスだった。梅田の商店街?飲み屋街?からちょっと道を入ると突然ライブハウスが出現するので、なかなかびっくりする感じだった。ライブハウスの前に人が集まらないように集合時間も整理番号で分けられていて、その時間までは近くで適当に時間を潰さないといけなかった。あと、コインロッカーが500円で地味に高い。

akaso.jp - このウェブサイトは販売用です! - 大阪 梅田 前売 ライブハウス 堂山 キャパ ライブ 多目的ホール リソースおよび情報

前述のように商店街に突然出現するライブハウスなんだけど、そういう不意打ちみたいな立地の割にはスタンディング700人収容でけっこう大きい。ホール部分は前後に1/3ずつくらいで少し段差があって3段になってるのだけど、整理番号200番ちょっとで入った時は一番前のブロックがだいたい埋まってるという感じだった。ホール面積と定員からするとなるほどという感じ。

大橋さん始めホリプロの声優系アーティストといえば、去年の Super Anisong Ichibang! 以来、ライブレギュレーションがけっこう厳しめに打ち出されたということですこし話題になった。今回もそれを踏襲してサイリウムとか光り物の持ち込みは禁止となっていたりして、レギュレーションを字面通りに取るといったいどんなライブになるのだろうと思っていたけれど、少なくともこの日の大阪公演に関しては、一番前のブロックは圧縮でぎゅうぎゅうになり、勢いのある曲ではところどころイェッタイガーも聞こえてくるし(うるさいと言うほどではなかった)、ライブハウスらしい熱気満点の感じだった。そういう意図ではないと思うのだけど、光り物禁止になってることで、ぎゅうぎゅうの最前線でサイリウムを振ろうとする人はいなかったので、視界の邪魔になったり物理的に邪魔になったりすることはなくて結果的には良かった気すらする。
ぼくはその最前線ブロックの後ろの方でやや圧縮の中にいて、もっと前はもっときつかったのだろうけど、ぼくの位置的には2時間弱のライブの間ずっと圧縮の中にいても耐えられる程度ではあった(けど終わったらくたくただった)。まぁ2年前のバンドリ2ndの圧縮を速攻で諦めた頃のぼくならこの日も多分諦めてたと思うので、慣れてたかどうかという話ではありそう。

ライブ観覧における参加規約 - 大橋彩香公式サイト

ソロステージで見る大橋さん

まだセットリストの話はしないです。

前述のように最前ブロック(の後ろの方)で揉まれながらライブを見ていたのだけれど、がんばって揉まれただけの甲斐があったというかんじだった。MCで似たようなことを大橋さんも語っていたのだけれど、コンテンツのライブやフェス系のイベントでの大きなステージに立ってるのを見ているときと比べて、ライブハウスに立つ大橋さんを最前ブロックから見ていると、距離が近いことで単によく見えるだけではなくて生の人間の存在感を感じられる。実際は演者のパフォーマンスを多数の観客の一人として見ている非対称なワンオブゼムに過ぎないのだけど、演者 => ステージ => 客席というステージを介した間合いではなく直接向き合ってるかのような気さえしてくる。大きいホールの"神席"でも多分そういう体験は難しいのだけど、オールスタンディングの、かつコンパクトなサイズのライブハウスの最前ブロックというのはそういう特別な体験ができる空間だというのを改めて思った。

いろんなライブで大橋さんのステージを見る度に大橋さんはすごいと小学生並の感想をブログに書き続けているのだけれど、まず何より歌の伸びやかさと安定感に毎回びっくりさせられる。俗に言う口からCD音源みたいな正確さの完成度の高いパフォーマンスなんだけど、一方で、客席を煽ったりその反応を受けたりする時の破顔する感じとか両手を振り上げて煽る時とかにちょっとオフっぽい様子が顔を出す。*1雰囲気の違うそんな二つの面が共存しているのがライブという生ものとしての面白さを増してるのだなぁ、と改めて思ったりした。

このコーナーで一番印象的だったのはやっぱり大橋さんかなーと思う。最近大橋さんの出るライブを見に行くたびに同じことを書いてる気がするけど、ばっちりキャラ声で歌ってると同時に、よく通る伸びやかな素敵な歌声だった。

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ここ最近いろいろなライブの感想でずっと言ってるけどやっぱり大橋さんのステージはとても良くて、伸びやかで芯の通った歌声は大阪城ホールのサウンドにも負けることがないし、やっぱりところどころで見せる楽しそうな笑顔が良い。この日の2曲目のワガママMIRROR HEART のお洒落なイントロ前半の振り付けが一段落したところとか、あるいは水瀬さんとのコラボ(はっしー♥いのりん)で水瀬さんと向き合っての笑顔とか、良い笑顔が沢山合った。そういえばダンスもよかった。

ANIMAX MUSIX 2017 OSAKA に行ってきた - 平常運転

さて曲の思い出を書こうと思うので、セットリストのネタバレが嫌な場合はここでブラウザバックしてください。写真2枚くらいでお茶を濁します。2枚目はライブの帰りに食べたラーメンです。

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はい。
事前にセットリストを知らない方が楽しめるだろうと思って事前には調べなかったのだけど、後から調べたところ大阪までの3公演ではアコースティックコーナー以外は共通のセットリストだった。どこを切り取っても楽しかったのだけど、開幕3曲のブロックが個人的に好きな曲連発で特によかった。元気溢れる ENERGY☆SMILE => かっこいい 勇気のツバサ => 同じく格好いいけどちょっとオシャレに空気感の変わる RED SEED と、1stアルバムで特にお気に入りだった3曲が開幕で勢揃いしてきた訳である。楽しくないわけがない。

もちろん元気な曲かっこいい曲ばかりじゃなくて、1st アルバムやこの前のシングルの曲を中心に、ミディアムテンポからアップテンポのいろんな曲調を楽しめた。ユニークという意味で言うと椅子に座って小道具を交えて小芝居っぽい振り付けの ジャスミン は曲調もあっていいアクセントだった。アコースティックコーナーもサウンドの感じが変わってよかった。持ち曲やライブの感じ上仕方ないかもしれないけど、バラードも聴きたかったなーというのはちょっと贅沢かもしれない。

今回のライブは生バンド隊が入っていて、始まる前はバンドで楽器をやってる人間としては楽器も注目だと思っていたのだけど、いざ始まったら大橋さんの方に集中していたら楽器のことは全然意識できてなかった……。 とはいえ、開幕や途中でインスト曲の演奏もあって、そこは流石生バンド!と満喫していた。

ANIMAX MUSIX で初めて聞いてすごく良くて楽しみにしていた ワガママMIRROR HEART はアンコール前のトリだった。速いテンポに乗ってどんどんテンションの高まってく楽しい曲で、じっさいすごく楽しかったのだけど、ひとつ悔やむとしたら終盤で疲れてて少しノりきれなかったところかもしれない。これが前半だったらもっと楽しめてたんじゃないかという気もする。

ワガママMIRROR HEART

ワガママMIRROR HEART

意外と YES!! こないなー、と思っていたのだけどこの曲はアンコールだった。確かにアンコールの最後の〆にぴったりという感じ。最後の曲だったからよく覚えているだけかもしれないけれど、この曲でお立ち台の上で満面の笑顔の大橋さんを見たのをよく覚えている。

ソロライブ

という感じでした。冒頭にも書いたようにバンドリやアイマスのライブには足繁く通っているし、ソロでもフェス系のイベントでは年に1回2回見ている訳だけど、やっぱりソロのライブとなるとライブ一本まるまる大橋さん成分を摂取できるわけで、楽しみにしていた大橋さんのパフォーマンスをたっぷり見れて大満足だった。
正直行くまでもうちょっと後ろの方で見ていようかと思っていたけど、いざ隙間がありそうだからと最前ブロックでがんばっただけの甲斐はあったと思う。めちゃめちゃ疲れたけど。

*1:いきすぎるとへごへごしてくるやつ。ライブではへごってはいないのだけど