平常運転

アニソンが好き

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THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 4thLIVE TH@NK YOU for SMILE!! に行ってきた(その3)

ついにその3。その1がだいたい書き上がってから1ヶ月経っていて、その間に台湾ライブもあったしシンデレラの5thツアーも始まっている。しかしめげずに3日目を中心に思い出話します。

3日目は何が一番印象的だったか。あの曲も良かった、この曲もよかった。最後の Thank You! で種田さん以外の36人が揃ったのもすごかった。けれど、そういったことと同じくらいかもしかしたらそれ以上に、4周年記念のアニメPVとスマホゲーム(シアターデイズ)がミリオンライブというコンテンツの未来を見せてくれたことにすごく嬉しくて感動した日でもあった。そして、その嬉しさと感動から、自分が思ったよりアイドルマスターの「プロデューサーさん」であり、コンテンツとしてのミリオンライブが好きなんだ、ということを改めて自覚した……というのもちょっとおもしろい体験だったと思う。

色々思い出はあるのだけど流石に2ヶ月半経てばいろいろ忘れていることもあるので、例によってファミ通.comのリポートを見ながら振り返っています。

www.famitsu.com

その1とその2はこちらでした:
astj.hatenablog.com
astj.hatenablog.com

ステージの話

1日目のエントリにも書いたけど、今回の3日間ではそれぞれ1階南東、2階南西、1階西という席だったのでこの日が一番ステージから距離的には近い席だった。ステージが結構南に張り出してることもあって角度的にはステージをほぼ横から見ているような感じだった。開幕は Thank You! 、そして Starry Melody と全員曲が続いた訳だけど、全員曲でステージいっぱいに広がるとステージの端まで出演者が並ぶので、正面の割と良い位置にも出演者さんが来るということで美味しい配置だった。ちょうど開幕でいうと正面は稲川さんと渡部(恵)さんだったはず。

2nd ライブの思い出話

dear… とオレンジの空の下が並ぶ曲順というのは 2nd ライブの時とおなじなんだけど、2nd ライブの時は初めて生で聞いてすごく感動したプラリネの直後に体に染み渡るような体験をした2曲だったので、特にオレンジの空の下に続いたときはその時のことをすごく思い出したし、思い出した結果末柄さんの 2nd の時からの成長を感じてとても良かった。そういえばMCでもそういう話題になった。

2日目だけのメンバーソロ曲のブロック、Up!10sion♪しておかわりーからのプラリネで無事心身共に成仏いたしましたという感じだったんだけど、その後の高橋さんのfor dear...と末柄さんのオレンジの空の下もよかった。色々燃え尽き感はあったところなんだけど、for dear...のCD音源でボーカルにかかってたケロ声加工がない分歌声が染みるなぁという気分だったのと、クラップや会場に広がるUOのオレンジの光で穏やかに?一体感が広がる感じだったのも癒やしのような不思議な感じだった。

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 2ndLIVE ENJOY H@RMONY 2日目に行ってきた話 - 平常運転

LTF03 の新曲の話

その オレンジの空の下 から続いたのは Sweet Sweet Soul で、 Starlight Melody の中では実は一番楽しみにしてた曲だった。

www.youtube.com

実際その期待を裏切らずにメチャクチャ楽しかった。曲調自体もご機嫌でアッパーなフロアチューンでご機嫌な縦のノリはそれだけで楽しいし、そんな曲とギャップのあるキャラクター性がステージに表現されてるのもすごく良かった。稲川さん筆頭の芸達者っぷりも光るし、早口ラップのところは圧巻だった。おまけにコールアンドレスポンスまであれば満点である。何が言いたいかというととにかく本当に楽しかったのだ。語彙力はない。

Sweet~ と対照的に、今回ライブで聞いて自分の中で株を上げた曲を挙げるなら メメント?モメント♪ルルルルル☆ かなぁと思う。アップテンポでもともと楽しい曲で、その点は期待通りだったんだけど、「ほ?」「でへへー」といったキャラごとの持ち台詞であったり、それぞれのソロパートのところでソロ曲の振り付けが取り入れられてるところとか、そういった細かいところの良さをライブで改めて実感できたからかなーと思っている。

侠気乱舞の話

1日目に想像は始まりの風を連れて、2日目に赤い世界が消える頃と来れば、3日目のシークレット1曲目が侠気乱舞になるのはまあ見え見えというか、会場中が当然のものとして期待してたと思う。それでも、というか、だからこそ、というか、5人が侠気乱舞で登場したときにはめちゃめちゃ興奮した。そして、5人のセンターが愛美さん/ジュリアというのにすごく感動してしまった。TAシリーズの出演アイドルを決めるためのゲーム内投票に(正直ジュリアに関してはそんな厳しい戦いじゃなかったとはいえ)ジュリアの出演を願って投票して勝ち取った報酬を武道館のステージを見ることができた、というのが大きな一つだし、そうやって勝ち取った TA02 の5人の中でセンターポジションに愛美さん/ジュリアがいることへの感動もすごく大きかった*1。さらに今回の武道館ライブで愛美さんの髪色・髪型でシルエットが完全にジュリアだったのも加わって、すごい感慨深いステージだった。
いつものロックなアイドルとしての格好良さとはまた違う、任侠的な外連味ある愛美さんの格好良さはすごく良かったし、もちろん良かったのは愛美さんだけではない。渡部さん稲川さん田村さん浜崎さんといえば3rdライブですごく印象的だった面々で、その5人が集っているのはすごく良かった。

最終日最終ブロック

そこからの最終ブロックは、予想通りの曲を破壊力抜群でぶっ放してきた2日目ともまた違う驚きと興奮と感動、という感じだった。

まあ1曲目のジャングル☆パーティーは読めていたけれど、侠気乱舞で興奮した直後に今度はお祭り騒ぎの曲というのは酷な話なので当然大喜びだった。 little trip around the world は完全に予想外だったけれど麻倉さん渡部さんの組み合わせはすごいキュートでよかったし、PRETTY DREAMER と瞳の中のシリウスできちんとLTPのユニット曲も抑えてくるのが楽しい。
そしてジレハ。後のMCで種田さんが参加できない中それ以外のオリジナルメンバー4人で歌うことには悩んだ、と語っていた藤井さん凄まじい気迫を筆頭に、熱い気持ちが溢れていた。

1日目2日目と同じ構成ならここまででMCになるのだけれど最終日はそれで終わることはなくて、「これまで」のミリオンライブ最後の1曲として歌われたのは、ゲッサンミリオンの 君との明日を願うから 。ミリオンライブにとっての一つの大きな物語になったゲッサンミリオンのクライマックスが武道館の上に現れたのはすごい感動的だった。

そんな「これまで」、あるいは「ここまで」のミリオンライブを締めくくったところで、最後の1曲はなんと新曲 Brand New Theater だった! 直前の 君との〜 のクライマックス感、ゴール感が大きかっただけに、ここでまず一度「ここから」のスタートラインに立つような気持ちだった。このブログを書いてる今となっては懐かしい感じだけど、この瞬間はミリオンライブの手持ちカードを全部切りきったような気持ちで、この先コンテンツがどうなるとか考えられないゴールの気持ちだったので、そこに新曲というのはまず一発目の驚きと揺さぶりだったと思う。

ミリオンライブの未来

その後のアンコールで発表されたのが、改めてミリオンライブの「これから」だった。4周年記念のアニメPVは、あくまでそれ単体のアニメPVだったけれど、ボリュームたっぷりのPVの中でアイドル達が動き、喋り、コミュニケーションするのにはすごい感動させられてしまった。まあ最初がいきなりアイドルヒーローズのPVだったのにはどうしようと思ったけどw 翼のレッスンを見てジュリアと瑞希が話すシーンなんかは完全に「アイル組」の再来でゾクゾクしたし、ライブ前のシーンで765ASのメンバーも出てきた嬉しさと安心感もあった。台詞こそなかったけど琴葉が登場したのもすごく良かった。
そしてミリシタこと新作アプリゲーム。これには本当にびっくりしたし、3Dで歌い踊ったり事務所で動き回るアイドルのPVには「ついに」と万感の思いだった。「私たちのシアターにようこそ!」である。PVの字幕にも出てきたけどまさにミリオンライブの「第二幕」だ!!

millionlive.idolmaster.jp

この日は知人と連番ではなかったので隣は知らない人でここまで一言も会話してなかったのだけど、この2本のPVの時にはやった、ついに、と突然打ち解けて喜びを分かち合っていた。なかなか最近そんな体験できてなかったのですごくエモかったし、ミリオンライブというコンテンツに対して自分がこんなにエモくなれるのか、という驚きみたいな気持ちもあった。

そんなエモくて興奮しているものだから Dreaming! も前2日以上に感慨深かったんだけれど、最後の Thank You! ではなんとついに3日間の出演者全員36人がステージの上に揃い、そしてスクリーンには琴葉の3Dモデル。少し形は違うけれども37人のアイドルがステージに揃っての最後の1曲は、まさに大団円だった。

3日まとめて振り返って感想

最初からそんな気はうっすらしていたし、2日目くらいから実感もあったのだけれど、今回のライブは「全3公演」ではなくて、3日間かけてトータルで1つの公演だったのだな……と思った。3日間で1つの公演なので他の日の出演者がサプライズ的にゲストで登場もするし、公演の最後は出演者全員が揃う。3日分のチケットを取るのが大変だっただけに酷な感じもするけれど、「3日間かけての4thライブ」を全部生で見て聞いて感じられたことはすごい幸せだった。また、ライブパフォーマンス、あるいは「ここまで」のミリオンライブの集大成を見れてよかったというのと同時に、ミリオンライブの「これから」の最初の一歩に立ち会えたというのもすごく光栄だったと思う。

写真

3日目らしい写真あんまりなかったのだけれど、3日目の開演前に展示コーナーのパネルを撮影していた写真が出てきた。1st ライブ衣装は僕としてはゲームの中で見たイラストという感じの懐かしさがあるし、2nd ライブの衣装は初めて生でミリオンを見た思い出のライブ、 3rd ライブツアーは去年あれだけ楽しかった思い出の衣装なのでそれぞれに思い出が蘇ってすごくいいパネルだった。

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余談

今回けっこう近くに映像撮影のカメラが入っていたんだけど、カメラマンさんがライブの構成を確認するためにセットリストが書いてあって、ときどきチラチラ視界に入るものだから、何が書いてあるか気にしないようにするのにちょっと気を遣ってしまった。幸い気にしないことには無事成功した。ちなみに全然別件だけどこの1ヶ月半後にブシロードライブでも似たような体験をした。。


武道館の外に掲示?展示?されていた出演者のメッセージ&サインが、3日目終演後に種田さんの分も飾られていた……という非常に粋なサプライズがあったのだけど、会場から出ようとする導線がそのパネル?を見ようとごったがえす人の群れに完全にふさがれてしまってなかなか厳しい感じだった。どうせ身動きが取れないからとスマホで写真撮ろうとしてみたけど、暗い中ではろくな写真にならなかった……(多分あの場で写真を撮ろうとした人の大半がこの程度の写真しか撮れてなかったと思うんだよね)

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*1:このライブに先だってのリリースイベントでセンターポジションだったのは知っていたけれど、リリースイベントは行けなかったので……