平常運転

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アイドルマスターシンデレラガールズ6話「Finally, our day has come!」を見た

見た後だとこのタイトルだけでもう胸が苦しくなる、そんな第6話だった。


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アイドルマスターシンデレラガールズ 5話「I don't want to become a wallflower」を見た - 平常運転


NGの3人が3話の美嘉のライブ並の大盛り上がりを想像してワクワクしているのが感じられて、ああこれ大丈夫かよという気分で見ていて、ああ、やっぱりそうなってしまったか、という感じ。
3人の中でも一番期待して盛り上がってた未央があれだけ落ち込むのもなんとなく想像がついてしまっていたけど思った以上に脆くて、ああプロデューサー、ちゃんとケアしてあげてよプロデューサー、というのは見ていたみんなが思ったことじゃないだろうか。厳しい言い方をすればまだ新人なんだから分をわきまえろということなんだけど、いきなりあんな大舞台を経験してしまった15歳の女の子なんだよ、無理ないじゃん、というように思う。

本当ならそのケアをするべきプロデューサーについては、前半部分で今回のプロジェクトがプロデューサーにとっての転機となれば、という話があって、過去に何か失敗失態をやってしまったことがあるらしい、という話だった。最後に未央に「アイドルやめる」と言われてしまったときの動揺を見る限りだと、誰かアイドルを育てられず潰してしまった、ということなのかもしれない。2話で3人をいきなり大舞台に上げることに慎重になっていた(かつ、今回にそのツケが回ってきた)のも何かそういう過去があったのかな、というのは深読みのしすぎだろうか。
4話くらいから人の機微に疎いというかメンタル面のケアが不得意そうな様子は何度も描写されてきたんだけれど、それが今回見事に爆発してしまった感じだった。何か過去があったのかもと思わせる展開があったにせよ、未央に対してもっと他にかけてやる言葉はあったよねと思ったし、走り去ってしまった未央を追いかけられずにいるプロデューサーへの凛の厳しい視線も、わかる、といった感じだと思う。「転機」とかの予防線を込みにしても今回プロデューサーはずいぶん株を下げてしまったので、この先名誉挽回、あるいは成長するところを見たいなぁと思っている。

一方でラブライカの2人については、前回不安がっていた一方でインタビューも練習してきちんと受け答えしていたとか、NGの3人にとっては不満だったお客さんの入りにも満足しているところとか、地に足を付けて着実に最初の一歩を踏み出せていた。全体を振り返って思うと、この6話のタイトルはラブライカの2人の気持ちだったのではないだろうか。
美嘉や他のプロジェクトメンバーも今回のミニライブは成功だと思っている様子で、そういう意味では下積みからようやくデビューしたかしないか、あるいはそういう時代を通ってきたであろうアイドルの面々にとっては上々の滑り出しであって、やっぱりニュージェネレーションズの3人が最初の大舞台で舞い上がって現実を見れてなかったというのが対照的だった。

曲の話

ストーリーのことばっかり考えているとテンションが上がらないので曲の話。
NGの「できたてEvo!Revo!Generation!」は予想を裏切らないアイドルナンバーだったけど、Aメロまでしか聞くことができずライブシーンもカットだった。本当ならすごい楽しそうな曲なので、この曲のリベンジマッチも近いうちにあると願っている。
ラブライカの曲はなんとなく正統派アイドルソングみたいなのを想像していたけど、Memoriesは予想外にすごいかっこいい曲だった。確かにこの二人はゲームで言うクール属性だしな、という感じはある。765プロのLittle match girlっぽい感じがちょっとしたけど、作曲者が同じESTiさんだった。早速(現実世界の!)CD発売も決まって勢いがある。


次回予告

第7話は"I wonder where I find the light I shine"。エモい感じに訳すと"どこなら輝けるのか分からないよ"ってところか。
次週末のCDリリースイベントまで落ち込んだ流れを引きずらないだろうという嫌らしい考え方をついついしてしまうんだけど、とにかく次回で未央には立ち直ってほしいし、そうなれるようにPには頑張って欲しいし、Pの成長というのも見たいと思っている。

余談


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やる気3倍チャンスからこの展開、早く7話のカタルシス頼むよ、という気持ち