ころあずこと田所あずささんのライブが1/9に大阪であったので行ってきた。2016年のライブ始めになった。
経緯
QTK(急に チケットが 来たので)
年が明けて仕事が始まって、さあミリオン3rdに向けて準備しないとなー、と思ってたところで、アイマスライブで知り合った知人がチケットを余らせていて譲り先を探しているというツイートを見かけて、大阪だし行くかということでふらふらっと行くことにした。
関西都市圏のライブは東京まで行かなくていいから交通費安く済んで実質無料、と3回唱えたので今週末は田所あずささんのライブに行きます
— Julius/HP (@ast_j) 2016, 1月 5
あと3連休引きこもって終わる予感がした、というのもある
— Julius/HP (@ast_j) 2016, 1月 5
感想
そういう雑な経緯で行ったものだから曲の予習そんなにできてなかったんだけど、予習していけなかったから楽しめなかったということもなくてふつうに楽しかった。(もちろん、全曲バッチリ覚えて行ったらもっと楽しめたんだろうけれど。)
田所さんのソロのライブは行ったことなかったんだけど、思った以上にしっかりバンドしている曲やステージングだったので、バンド好きな人間としてはやっぱりこういうライブがいいよね、という感想。いい意味でCDとかの印象通りのきれいな歌声だった。アイマスとかで見てても思っていたのだけど、歌ってるときのかっこよさとMCのときのゆるさのギャップがおもしろいなぁと思った。
アップテンポの盛り上がり系の曲が楽しかったのは言うまでもないんだけど、盛り上がり系の勢い任せだけじゃなくてアコースティックコーナーやバラードではきっちり聞かせてくる構成と、構成負けしない歌だったんじゃないかなーと思う。つまりとてもよかった。
1曲目のDREAM LINEはこれからライブ始まる!!という期待感が曲の始まりと合わさってすごいワクワクする体験があって、これぞ1曲目って感じでよかった。
1stアルバムの収録曲でいうとキセキがめっちゃよいな、と思ってて、どれくらい1stアルバム曲やるのかよく分からないなーと思ってたんだけど聞けて良かった。めっちゃ楽しい。
アンコールでやったチュルリルラ〜はみんなで振り付けやるところがあって、手をちょっと振るとか指さすとかで初見でもできる簡単な振り付けなんだけど(僕も初見で特に困らなかった)、それが客席でそろってるのを見ると良いなぁと思った。手の振りが揃ってるのを見る機会はそこそこあるけど、オルスタの人口密度で見るとまた雰囲気違ってよかったと思う。
雑感
オールスタンディングだとフロアには荷物なし上着無しの状態でいたいという話がある。あるいは少量の荷物や上着を着た状態であれば後ろの方の空いている空間にいる、という選択肢もある。冬場にライブに行くとき寒いから会場までは当然暖かい格好で行きたい訳で、そういう荷物をどうするかは結構死活問題になる。幸いBIGCATは去年ドラフォ見に行った時に行った会場なので中にロッカーがあること分かっていたので安心して着込んでいったけれど、毎回悩みどころだなァと改めて思った(小学生並の感想)。
ライブのバラードとかの時にわれわれはいったいどういうポーズでステージを見ていればよいのかという問題がある、と僕はずっと思っている。プロの人とアマチュアとではステージで考えてることはいろいろ違うだろうけど、僕がライブでステージに立ってるとき、フロアにいるお客さんが微動だにせずこちらを見ていると「あーいまいち楽しんでもらえてないのかなー」と思うことがあるので、自分が楽しいな、良いなと思うときは何らかの目に見える反応を客席でしていたいなとずっと思っている。なので、たとえばサイリウム振る感じの時はサイリウム振ってるし、そうでない時とかは結構意識的に体を曲に合わせてゆらゆらさせたりしてる。一方で、たとえばライブじゃなくて「コンサート」と銘打つような公演のとき、別にお客さんが体をゆらゆらしてたりサイリウム振ってなかったからといって何か思ったりは別にしないよなぁとも思う。楽しそうな表情が見えたらよいのだろうかとか、ステージの上から表情どこまで見えるのかとか、考え始めるといろいろある。
観客席にいる自分が楽しい、良いと思ったときに、ステージの上の演者さんにそう思ってることがフィードバックできればよいと思ってるし、「こいつ退屈そうにしてるな」と見えてしまってはLose-Loseだし、バラードとかのたびによくそういうことを思うし、今回実際思ったりした。
演奏は生バンド+打ち込みというオーソドックスなスタイルだったんだけど、ボーカルのハモりも打ち込みできちんと流していて、歌唱力に不安があるならとにかく田所さんなら別になくてもよかったんじゃないの??とちょっと思った。打ち込みサウンド前面に出してCD再現でござい、という音作りじゃなくてバンドが主役っぽい音作りだった(と思ってる)ので、それなら打ち込みのハモりもなしにしてバンドっぽさもう少し推してもいいんじゃないの、とバンドサウンド好きな僕は思った。まぁそれで良さが損なわれたというほどではないのでなんでもいいんだけれど。
ライブの最後に田所さんと観客でコールアンドレスポンスするのが定番らしくて、今回もそれをやったんだけれど、田所さんが何コールするのか忘れて客席に「何やるんだっけ?」って聞いてて面白かった。