平常運転

アニソンが好き

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THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story Brand new Castle に行ってきた

このエントリを書き始めたのは10/16 01:30。興奮さめやらぬ感じです。

今までライブの中心メンバーでもあった Cinderella Project メンバーがまるまる2日目のみの出演となって、この1日目は新鮮な顔ぶれの公演で、どういうライブになるものかと思っていたのだけれど、たしかに Brand new な演出・選曲で度肝を抜かれたし、サプライズゲストは予想外もいいところで本当にサプライズだった。
そして、(相対的に)アイマスライブ経験の多いキャストさんから初出演のキャストさんまでみんな素敵なパフォーマンスで、 Brand new の目新しさだけではなく、掛け値無くめちゃくちゃよいライブだった。

リポート自体はファミ通.comのライブリポートなどを読むとよいと思います:
www.famitsu.com

デレステから抜け出してきたライブ

デレステをフィーチャーした Starlight Castle こと神戸公演のときの感想にこういうことを書いていた:

間違いなくアイマスのライブで、さらに言えばシンデレラガールズのライブだったのも間違いなかったんだけど、それ以上に強烈にデレステのライブだった。

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story Starlight Castle に行ってきた - 平常運転

これを踏まえて今回の公演を振り返るなら、デレステから現実世界に飛び出してきたようなライブだったと思った。
何より開幕一発目の衣装が鮮烈で、今までのアイマスライブだとみんなおそろいの意匠の衣装(ダジャレではない)が定番だったのだけど、今回は各アイドルひとりひとりの代表的な衣装を再現した個別の衣装だった! それぞれ違う衣装の複数人でステージに立ったとき(のともすれば統一感がないとも言える感じ)は、まさにデレステSSR でユニットを組んで踊らせてる時のようだった。そういう観点で言うと、全員おそろいの衣装だった神戸公演は SR っぽくて、今回 SSR っぽいという感じもある。別に神戸公演が格下と言いたいわけではないけどw
もちろんそれぞれの衣装自体も素晴らしかった。飛鳥役の二宮さんや奏役の飯田さんとかは、アイドルなのかキャストなのかどっちなのか一瞬分からなくなってしまうような一体感があったと思う。

また、"Brand new" な挑戦を色々やる、ということだったけど、Flip Flop で5人並んで歩く振り付けや、 Snow Wing や 生存本能ヴァルキュリア の大人数でのステージなどなど、複数人でのステージで今まで以上に"グループアイドル感"みたいなのを強く感じられた気がした。

「いつもの」メンバーがいないことで、 MC やライブ全体のいわゆるセンターポジションを誰が努めるのかは気になっていたところだけど、蓋を開けてみると良い意味でセンター不在、みんなで作って回していくスタイルだった。最後の挨拶で少し話題に上ったようにライブ出演経験の多いキャストさんが先輩ポジションだったり、一番最後の「アイマスですよ、アイマス!」は1stから皆勤の桜咲さんがつとめたりはしつつも、MC とかで特定の中心メンバーが引っ張っていくというよりはみんなで順番に回していくスタイルだった。 "Brand new" だったからこそできた形なのかもしれないけれど、新鮮な形だった。

曲の話いろいろ

Jewelries 1/2 など今までシンデレラのライブで定番としてきた曲をばっさり削りつつも、ソロ曲やユニット曲、デュエット曲など沢山詰め込んだ "Brand new" でボリューム満点で大満足なセットリストだった。途中から、数曲ずつの合間の休憩のたびにそろそろライブが終わってしまうのではと危惧したけどまだまだ続いて杞憂、ということが何度もあった。
開幕から BEYOND THE STARLIGHT => Snow Wings というのもなかなか新鮮な選曲だったけど、そこから Pa 5人でまさかの Flip Flop だったのにはすごくびっくりした。デレステのユニット曲や属性曲とかは予想していたけど、まさかアニメ特典 CD のデュエット曲、しかもオリジナルメンバーの片方しかいないこの曲がここで回収されるとは思わなくて、最初から大喜びだった。
桜咲さん/小梅のソロ曲がソロ2曲目であるめっちゃスラッシュメタルの Bloody Festa だったのにも大興奮だったのだけど、その後 Flip Flop 同様に小梅のデュエット曲の Lunatic Show でスラッシュメタル2曲目が来たところではもうテンション上がりっぱなしだった。2次元アイドルのライブ1回で2曲もメタル枠あるのやばいでしょ。。。
今回ソロ曲はオリジナルの人以外も加えての編成がけっこう多かったけれど、千菅さんと二宮さんを加えた Hotel Moonside が特に印象的だった。もともとダンサーさんのキレッキレのダンスと飯田さんのパフォーマンスがとても格好いい曲で 3rd ライブでもすごくよかったのだけど、今回千菅さんと二宮さんが加わることで特にサビの歌声がすごい質感が変わっていて、おふたり、とくに千菅さんのボーカルによってパフォーマンスがグッとよくなっててさらに素敵だった。ダンス・演出も 3rd よりさらにパワーアップしていて、終盤に差し掛かって Absolute NIne から繋がるポジションでも堂々と輝く納得の1曲だった。

CINDERELLA M@STER 041~045 の話

直近で最新のソロ CD である 041~045 の5人/5曲が勢揃いしていたけど、みんな堂々として素敵なパフォーマンスだった。
青木さんは完全に飛鳥だったし共鳴世界の存在論はぶち上がりでめっちゃよかったし、恋のHumberg♪ も lilac time も恋色エナジーもすごくよかった。山下さんはめっちゃアイドルしてたし Radio Happy のゴキゲンっぷりは尋常ではなかった。分かってはいたけど最高。
……のだけれど、特筆したいのは下地さん/有香かなぁという気がする。モバマスをプレイしたことがある人なら分かると思うのだけど、押忍にゃんこと有香はモバマスの序盤から2コストのノーマルとして登場するので、初めてすぐの頃に出会う古参キャラっぽいポジションのアイドルだ。なので、僕にとって有香は初めてモバマスに触れた時から見知ったアイドルなので、その有香が下地さんというCVを得てソロ曲をもらってステージに立ってるのを見た時に、あの頃からのアイドルがやっとこの大舞台に、という感慨っぽいものを感じてちょっとぐっときていた。多分そう思った要因のひとつは、今日の下地さんの衣装がその最初のノーマルの特訓後の衣装(イエローリリィ)をモチーフにしてたから、というのもあると思う。

あいくるしいの話

あいくるしい はすごく好きな曲で、 3rd で立花さんと五十嵐さんのふたりの歌で聞けたときにも"成仏するかという感じだった"という感想だった。

大好きだけど聞けないと思ってたあいくるしいが聞けるのかと思ってあっあっとなって、実際あいくるしいが始まったときは成仏するかという感じだった。

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 3rdLIVE シンデレラの舞踏会 - Power of Smile - に行ってきた話 - 平常運転

のだけど、今回立花さんと牧野さんでオリジナルのおふたりが揃ってのあいくるしいは去年の 3rd の時よりもさらによくて、成仏「するかという感じ」どころではなかった。8割くらい成仏していた。この後の Lunatic Show で首を振って魂が戻ってきた感じ。特にサビを歌い上げるところなどの牧野さんの生のボーカルが本当に良かった。「良かった」しか出てこない語彙が深刻。
牧野さんは2nd ライブや神戸公演で感じた「まゆっぽさ」がとてもよかったのだけど、今回はそれに加えて、牧野さんご自身がすごく楽しそうに歌っておられて、まゆ役としてステージに立つことを楽しんでおられるのだなあ、と思うことが何度かあって、それも見ていて嬉しくなった。

シークレットゲストの話

神戸公演で両日ともにシークレットゲストで大いに驚かされ喜んだわけだけど、この日のシークレットゲストは神戸よりさらに予想外のゲストをぶち込んできた格好でとても驚いてしまった。
幸子は人気キャラだけどずっとライブに竹達さんの出演はなかったものだから、今回もまさか出演があるとは思っていなくてとにかく本当にびっくりして、脳が理解するまでに一瞬時間がかかってしまった。 To my darling… 聞けてすごく嬉しかったし、その次の Near to You を全員で披露したときに竹達さんも一緒に歌って踊っているのを見た時に、ちゃんと(というと変だけど)竹達さんもシンデレラのキャストの一員なんだと改めて感じて嬉しくなってしまった。
……という展開でびっくりさせられて、 Tulip で佳村さんのゲストなし、 純情Midnight伝説 で安野さんのゲストなし、と散々印象づけられたところからハイファイ☆デイズでこちらもまさかまさかの久野さん/仁奈の登場。最初ハイファイでゲストを、と聞いた時に Day 2 参加の黒沢さんでは、と一瞬思ったけどそういう見え見えの人選ではなかった!今井さん春瀬さんと3人、しかもセンターが久野さんでのハイファイはすごく良かったし、そのまま久野さんのソロで みんなのきもち まで来たのは終盤のたまらないサプライズだった。会場全体で動物さんの振りで「わんわん」「ぱおぱおーん」「うっきっきー」、なかなか希有な体験だしめちゃめちゃ楽しかった。ダンサー(?)でぴにゃこら太も出てたしね!

そのほか

そのほかいろいろ。

開演直前というか直後のアナウンスがしゅがはさん、もりくぼ、美船さんの3人だったのにはびっくり。粋である。


2nd 3rd と間奏でいろんな"サイキック"演出のあった ミラクルテレパシー は今回はスロット。今回もおもしろかった。3rdのときに最後鈴木さんに他の2人が引き寄せられていく振り付けがあって可愛かったのだけど、今回も踏襲されててうれしかった。


今回席が200レベルの後ろの方で、正直ちょっとステージは遠いなあと思っていたのだけど、トロッコの出入り口が近かったのでトロッコが通ったときは近くから応援できるチャンス到来、という感じですごくよかった。しかし何を覚えているかというと飯田さんの衣装やばかった、が真っ先に出てくるあたり俗である。。。


絶対楽しいと思ってた Radio Happy から、3rd でもめちゃめちゃ楽しかった 気持ちいいよね 一等賞! と Can't Stop!! が続いてやってきたブロックは大喜びも大喜びで終始ずっと笑顔だった。 Radio Happy のゴキゲン感は半端ではなくて、「ナナナナナ」のシンガロングは超楽しかったし、山下さんのかわいいステージングもすごくよかった。
そこからやきうの時間と Can't Stop!! は完全に大喜びタイム。〜一等賞! の曲の前の茶番のピッチャー役は今年は原さん。力強い。 Can't Stop!! でわっしょいわっしょいするのも大満足。


衣装がひとりひとり違うと、全員曲とかで同じ振り付けをしていても印象がずいぶん違っておもしろかった。特に立花さんの衣装は振り袖状になってる衣装だったので、ぐるっとターンするときに袖がはためくのがすごく印象的だった。


今回も Cygames の課金城こと自称フラワースタンドが展示されていた。運良くぴにゃこら太が出てくるところにも居合わせることができてハッピー。

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感想

とにかく、とにかくとても良かった。Brand new の名前に恥じない新鮮なメンバーと内容だったけれど、その新鮮さに甘んじることなくとても楽しいライブだった。あまりに良すぎて、Day 2 の 346 Castle が怖くなってきたくらいでもある。あとこの文章に到達した時点で10/16 の 3:30 なので明日起きれるかも心配。明日も楽しみです。