平常運転

アニソンが好き

過去記事とかは記事一覧で見れます

Hatena Engineer Seminar #11 で「Mackerel をオンプレミスから AWS に移してからの1年半を振り返る」という発表をしました

1月なのでもう1ヶ月以上前の話になってしまいたいへん恐縮ですが、1/23 と 1/30 にあった Hatena Engineer Seminar #11 で Mackerel チームのエンジニアとして発表していました。

hatena.connpass.com

hatena.connpass.com

スライドはこれです。

speakerdeck.com

オンプレミスでの Xen 運用から EC2 に移ったことで仮想マシンの管理・運用が柔軟になったのは、仮想マシンより下の層が AWS によって抽象化されたといえ、 EC2 上で運用していた RDB が RDS に移行したことでインスタンスレプリケーション構築といった層の管理から解放されたのも AWS によって抽象化されたと言ってよいと思います。これらの領域では、今まで行ってきたことをクラウド活用で抽象化し、より扱いやすくなったというのが良い表現だと思います。
いっぽう、 AWS を前提として新規に開発しているコンポーネントにおいては、オンプレミス + 仮想マシンという状況では選択肢に上がらなかったマネージドサービスを活用できるようになっており、こちらは上記の「より扱いやすくなった」より一歩先を行くありがたみであると感じています。(もちろん、気合を十分に込めればオンプレミスでもマネージドサービス相当の機能を実装できたとは考えられますが、開発・運用ともに現実的ではないコンポーネントも多いです。)

ちなみにスライド中で機械学習は「開発中」となっていましたが、先日ロール内異常検知機能がベータ版としてリリースされております。こちらもあわせて是非ご利用下さい。クラウドという文脈で言うと AWS Batch などをまさに利用しています。

mackerel.io