平常運転

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BanG Dream! Second☆LIVE Starrin’ PARTY 2016! に行ってきた

久々にバンドリです。

11/13にあったバンドリのライブ、 BanG Dream! Second☆LIVE Starrin’ PARTY 2016! に行ってきた。単独ライブは4月の Sprin'PARTY 以来で、久々にまぁまぁ近いところで生のパフォーマンスを見たことでいろいろ思い出すものがあったライブだった。もちろん、ライブそのものとしてもすごく楽しかった。

公式に開催報告が上がっているのと、マイナビニュースにもレポートが上がっている。ライブ自体のことはこのあたりから振り返ることにして、いつものように感想を書きます。

bang-dream.com

news.mynavi.jp

"セカンド" ライブの充実感

まず振り返って最初に思ったのは、ライブ自体の充実度もメンバーのパフォーマンスもずっとパワーアップしたな、ということだなあと思う。リブート後最初の"ファースト"ライブだった Sprin'PARTY から半年強の間隔を空けて、分かり易いところで言うと曲数が増えたとか(正直 Sprin'PARTY の時は10曲で少ないなぁと思ったけど、今回13曲になってボリューム的な満足感はだいぶ変わった)、アコースティックコーナーの新しいチャレンジ等々。メンバーのパフォーマンスという点でも、カバーコーナー含めて全曲演奏した西本さんと大塚さんの演奏は特に分かり易くパワーアップしていたと思う。西本さんのスラップやフレットレスベースでのフレージングは堂々とハマっていたし、大塚さんはほぼ全曲のギターソロも含めてバリバリという感じだった。
前回のライブはキャストがキャラクターのストーリーを演じるという側面が非常に強く出ていたけれど、今回は、同じくキャストがキャラクター名義で出演していつつも、いわゆるふつうのライブっぽく進行していた。冒頭と中盤の生アフレココーナーでキャラクター同士のコミュニケーションを披露する機会を設けつつも、あくまでコーナーとして割り切っていた。MC中もお互いをキャラの名前で呼んだりはしつつ*1も、キャラクターとして台詞を喋っているよりはキャスト本人としてMCしているのと大差ない感じだったので、"ライブ"としてはこれくらいの方がバランス良いのかな、と思ったりもした。

席と視界と西本さんの話

バンドリだと何かと下手側の席になることが多いのだけど、今回も下手側だった。アリーナのぼちぼち前の方だったけど、ちょっと左右方向が端だったのは残念。
とはいえ割と前の方だったので、特に下手側フロントにいる西本さんの演奏してるところはよく見えた。アニサマの時は流石に遠くから見る応援するという感じだったし、ステージに割と近かった @JAM のときは西本さんは出演してなかったということで、久々に西本さんのパフォーマンスをよく見た気がする。西本さんのベースパフォーマンスを見るのがずっと好きなのだけど、よくよく振り返るとその体験の原点は神戸遠征のときにほぼ最前で西本さんの正面だった時で、途中時々その神戸遠征の時のことを思い出したりもしていた。上のところにも書いたけどカバーコーナー含めて全曲弾いてたというのもあって、ふつうのピック弾きからスラップ、ピックを客席に投げてそのまま指弾き、アコースティックコーナーでのフレットレスのウォーキングフレーズ等々、いろんな表現で弾いていてかっこよかった。
あと、これは勘違いかもしれないけど、 Sprin'PARTY のときとボーカルとる時の歌い方が少し変わったのかな?という気もした。もしそうだとしたらアニメや新曲の収録でなんかディレクションがあったのかなー、とか思っていた。

ぽっぴんʻしゃっふる / 夏空 SUN! SUN! SEVEN!

最初にステージの上で生アフレコというか朗読があって、そこから曲が始まる。開幕はイエバンかな、と思っていたら ぽっぴんʻしゃっふる だったのにはちょっと驚かされた。とはいえ前にもぽぴしゃ開幕だったことがあった気がする……と思って記憶を辿ったところ去年の 3rd ライブだった。

ぽっぴん’しゃっふる / ふわふわ時間 1曲目はYes! BanG_Dream!かと思ったら違った!

BanG_Dream! 3rd LIVE 「夏だ!バンおドリ!」に行ってきた話(今更) - 平常運転

夏色〜 はライブで聞くのは久々。今確認したら去年の 4th ライブ以来ということなので1年ぶり。STAR BEAT のカップリングで CD 収録されたことで無事復活という感じだけど、ライブがなかったから仕方ないとはいえ夏に聞く機会がなかったのはちょっと残念。2曲続いてのクラップ曲なのでいきおいがあって楽しかった。

カバーコーナー

その後は挨拶を挟んでいきなりカバーコーナー。前回はそれぞれのソロだったけど今回はデュエットで、ステージに立つ楽器隊の数も多くてここもグレードアップ感があった。
このコーナーで一番印象的だったのはやっぱり大橋さんかなーと思う。最近大橋さんの出るライブを見に行くたびに同じことを書いてる気がするけど、ばっちりキャラ声で歌ってると同時に、よく通る伸びやかな素敵な歌声だった。愛美さんのファンの僕の贔屓目にも、 ETERNAL BLAZE のデュエットでは完全に愛美さんに打ち勝ってる感じがあった。
ここまで書いて思い出した。今回も相変わらずカバー曲はいい選曲だったけど、コーナーの最後が大橋さんと愛美さんによる ETERNAL BLAZE というのはめっちゃ強力な組み合わせで思わず天を仰いでしまった。

アコースティックコーナー

ここで一旦暗転して、ディスプレイではここまでのバンドリを振り返るPVが流れてた。最初の最初の 1st ライブこそ行ってなかったけど、その後のバンドリのライブはだいたい行ってたなぁ、と振り返ったりしていた。初めて行ったのが去年の6月の2ndでそこからまだ1年半も経ってないのだけど随分前のことだったような気がする。今やTDCホールに全国ライブビューイングですってよ。
再びの生アフレコ?生ボイスドラマ?コーナーから、今度はなんとアコースティックコーナー。聞き慣れた曲でもアレンジが変わるとやっぱり印象がぐっと変わって新鮮だった。しかし選曲はなかなか冒険的だったのではないか。ぽっぴん’しゃっふるはだいぶ予想外だった。細かいところだけど、スタビのBメロでボーカルとコーラスで掛け合いになるところが個人的には印象的だった。

走り始めたばかりのキミに / ティアドロップス / Yes! Bang_Dream!

再びバンドスタイルに戻っての本編のこり3曲。ここで楽器隊はなんと新しい楽器の登場で豪華。西本さんのベースは前からツイッターとかで公開してた同仕様の2本目だけど、愛美さんがランダムスターの柄違い、大塚さんがフロイドローズとはなかなか驚かされた。
走り始めた〜の披露は Sprin'PARTY 以来2回目だけど、メインボーカルを全員で回す新しいパート分けだった。そう全員。大橋さんもドラム叩きながらメインボーカルをとっててなかなか驚かされた。すごいなこの人。
ティアドロップスもすっかりお馴染みになってきた。この曲あたりでは特に大塚さんの新ギターの存在感がバリバリに出ていた。
本編の締めがイエバンなのは納得。やっぱ原点としての思い入れもあるし、ふつうにめちゃくちゃ楽しい曲。

アンコール

まぁ最後がスタビなのは予想できていたとして、今回のライブでは新曲ないのかなーと思っていたら無事アンコールで 1000 回潤んだ空 が初出しだった。直前の MC で、1000回くらい練習した? かもね、というようなやり取りがあって、なんのこっちゃと思ったら曲名だった。メンバーからも歌詞が良いという話があったので注目しながら聞いていたのだけど、良い歌詞であると同時にめっちゃ学生感があって*2、学生かーーー、という気持ちに一瞬なってしまったのは否めない。。
最後の最後を飾るのは STAR BEAT!〜ホシノコドウ〜。アコースティックバージョンでもやったのでこの日2回目でもある。やっぱり何回聞いてもよくて大満足だった。

所感

西本さんについて書いた節でも触れたけど、今回は久々にそこそこ近いところからバンドリのライブを見れたことで、バンドリのライブとは僕にとってなんぞや、というのを思い出したりするライブでもあった。もちろん曲が好き、歌が好き、メンバーが好きなんだけど、バンドとして演奏していて、その演奏の様子、空気感を感じるのが好きなのだなぁと改めて思った。やっぱアニサマのステージはそういうのを体感するには遠かったのである。。。
これから先アニメにゲームにとどんどん盛り上がってくる中でこういうことをどれだけ言ってられるかという話ではあるんだけど、そうやってバンドの空気感を体感できるようなライブがこれからも続けばよいなと思ったりしたのでした。

ほか

今回も終盤で銀テープが飛んできたのだけど、今回は飛んできたのをダイレクトキャッチできた。印刷でメンバーのサインが入っている。まぁ持って返ってから取り扱いにけっこう悩むのだけど、やっぱいい記念なので何度か取り出して眺めている。



3rdシングルのリリースイベントも発表されたのだけど、土曜が大阪名古屋で日曜が名古屋大阪というスケジュールで、なんというか大変そうだった。名阪でやってくれるのはありがたいのだけれど。

*1:途中で大橋さんが愛美さんのことをふつうに「あいみん」と呼んでしまったりはしてた…

*2:バンドリの曲にはそういうの多い